今回、「言語くん」ご利用者のなかからご協力いただいて、2年半にわたり「言語くん」による訓練を行い、三度のWAB検査を行ないました。 その結果、「ご利用者WAB検査結果」のとおり、失語症指数で22.4から45までに回復いたしました。 詳細は以下をご覧ください。
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「言語くん」ご利用者WAB検査結果 | ||||||||||||||||||||||||||||
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ご利用者WAB検査評価 | ||||||||||||||||||||||||||||
昭和20年生 67歳 発症:H.19.3.31 病名:脳出血 重度な右片麻痺と失語症で発症。約150日間の回復期リハビリを経て、自宅復帰をされた方です。 平成21年4月11日のWAB失語症検査では、重度な混合型失語症を認めました。 この半年間、「言語くん」での自主訓練は「2文字〜4文字」にかけての「呼称」と「音読」を行い、学習した単語を最後に「書き取り」(写字)とその音読を必ず行って頂きました。 平成21年10月11日に行ったWAB失語症検査では、それぞれの言語能力に改善が見られ、特に「表出面」で顕著な改善が認められました。 3回目のWAB失語症検査は、平成23年9月2日に実施しました。 失語症検査結果は前表記の通りで、特に「読み」の能力が「7.2」迄向上し、顕著な改善が認められました。これは前述したように、「言語くん」での自主訓練を毎日40分、「呼称」と「音読」を行った後、学習した単語を最後に「書き取り」(写字)と、その音読を行って頂いた結果だと思われます。 発症してから4年6ヶ月、「言語くん」での自主訓練を毎日40分行ってから2年5ヶ月が経過しました。このように、失語症は回復期を過ぎてからも、自宅での言語訓練を毎日継続して行うことで、緩徐に回復して行くものです。今回は一例ですが、「言語くん」を使用して自主訓練を行っている多くの方々から、実用面(表出面や理解面)での言語能力に変化が表れている症例を多く確認しております。 自宅復帰された皆様、そしてSTの皆様、今後はリハビリ日数の制限等により、益々在宅でのリハビリが重要になって参ります。「言語くん」は、特に失語症(中等度〜重度)の方々に適した言語訓練器です。どうぞ、今後もご愛用下さいますよう改めてご案内申し上げます。
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